手術のご案内SURGERY / TREATMENT

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最小侵襲除圧術とは

最小侵襲除圧術は、脊柱管拡大術(除圧術)として内視鏡を使わずに行う最小侵襲の切開手術です。従来、脊椎の切開手術というと10cm~15cmぐらいメスで皮膚を切開して術野を目視下で確認しながら行う方法が一般的でした。しかし、筋肉や靱帯も多く切ったり剥がしたりするため体への負担も大きく、術後のリハビリも大変でした。

その後、1.6〜1.8cm程度切開し、筒を入れて筒の中に鉛筆程度の太さの内視鏡を入れて行うMELという手術が開発されました。この手術法によって筋肉や靱帯の切られる量は従来行っていた切開手術法に比べ減らすことが可能となりますが内視鏡の画像モニターでは部分的な拡大をするため、3次元的な全体像を把握しにくいという側面もあります。ドリルや鉗子を太さが1cm程度の操作管の範囲で動かさなくてはならないので、従来の大きく皮膚や筋肉などを切る切開手術よりも技術的な難易度は上がります。

最小侵襲手術手技を用いた除圧術では、1cm程度切開し、その中へ筒を入れて内視鏡は入れずに直視下で手術を行います。切開のサイズはより小さくなりましたので、技術力は必要なりますが全体像の把握のしにくさは、直視下に術野を確認しながら手術を行うことができますので解消されました。筋肉や靭帯の損傷が少ないため、他の術式より術後の痛みも少ない手術です。

手術は全身麻酔下で行われ、術後6時間後から自力歩行が可能となります。2泊3日程度の入院で手術可能ですが、東京腰痛クリニックは入院施設ではないため、手術は本院のあいちせぼね病院で当院の院長三浦が執刀させていただいております。

脊柱管狭窄症の原因と手術器具

脊柱管狭窄症の原因
手術器具

手術のリスク・副作用等について

  • 術後血腫
  • 感染
  • 神経損傷

当グループではこれらの可能性を低減するべく、リスク管理の徹底、治療機器の開発、診断機器の導入、技術の研鑽を行っております。手術に関するリスクについても詳細に説明いたしますので、ご心配事は当院医師にご相談ください。

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